!第十七回 火难水难(17-3)
した。 「宿を出たら、武将姿の奴が二人现れてね。暴れたいなら力を贷すって言ったのさ」 解山开も同じ表情で言う。 「そしたらそいつらが、俺たちの中に入ってね。本当に力が涌いてきたんだ」 韦桥が、铠のx板を叩く。 「夕べは势いで山贼になるなんて言ったが、本当はそんな度xも无かった。でも、今なら何でもできそうな気がする」 解山开が、立派な弓を见せた。 「ほら、だからちょっと奋発して、铠と武器を揃えてきたのさ」 李秀と萍鹤は、无言で颔き合って武器を构えた。 「おお、嬢ちゃんも、大层なのを持ってるな」 「ねえおじさん、やっぱり止めときなよ」 「その力は、危険なの。すぐに済むから、じっとしていて」 萍鹤は、韦桥に向かって笔を振るい、飞墨を撃った。 しかし、韦桥は手にしていた枪を一振り、墨を弾き消す。そして言った。 「なんだ、やろうってのかい。邪魔をするなら、容赦はしないぜ」 ぱっと李秀が飞び出して、韦桥に打ちかかった。しかし解山开が割り入って、钢刀で戟を受け止める。 「手分けしよう、萍鹤」 「ええ」 李秀は武器を交えながら、左へ流れて走っていく。萍鹤は逆に右へ走った。